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「Silent Running」by 兄貴っぽいど

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3ヶ月ほど前から公開してますが、オリジナル曲「Silent Running」をちょっと紹介します。 兄貴が生前残した最後の収録音声──── ...と堂々宣わってしまいたいほどに、声質、発音、歌い回しなど隅々まで兄貴らしい歌唱を実現できたことにつくづく驚愕しているのですが、これはもちろんACE Studioの歌声合成で復元したシンセサイザーボーカルAI兄貴の歌唱を当てたものです。 そもそもこの曲はAIヴォーカルソフトの検証用として汎用的に使えるよう準備をはじめたものでしたが、制作をはじめて間もないある日、夢枕に立った兄貴が歌わせてくれと言うので...というかまぁ自分自身が兄貴に歌ってもらいたいという思いの現れだったのかもしれませんが...ともあれそんなわけで、兄貴の歌として煮詰めていったのでした。 この制作にあたって実に云十年ぶりに歌詞なんてものを書いてみましたが、モチーフとした同名映画「 サイレント・ランニング 」(1972)というSFものがありまして、この世界観をベースとしながら独自のストーリーへとイメージを膨らませています。  メロディ、アレンジ面では恒久的な空間、時間、孤独感を描くべく、ピアノによるごくシンプルなアルペジオのみという物悲しいバッキングに、ヴォーカル表現のみでの展開を組み立てた循環進行を取り入れてみました。

AIで強力にノイズ除去〜Clarity Vx

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ミュージシャンやユーチューバーなどは宅録する機会が多いと思いますが、そうした際どうしてもエアコンやパソコンの作動音などが混じってしまったり、スマホの着信・バイブ音、また車の走行音など野外の音というのも完全に避けることは難しいものです。こうしたノイズ除去を目的としたツールもいろいろとありますが、小難しい機能が持っている割に案外思ったようには除去できないもので、苦労した挙句に結局使い物にならない音に変わってしまったなんてこともよくある話です。 この煩わしく厄介なノイズ除去を一瞬でこなしてしまうのがWAVESの Clarity Vx 。ヴォーカル(人の声)向けの強力なノイズ除去ツールです。 設定項目はたった4つ(モノラルでは2つ)という極めてシンプルなツールですが、基本的に真ん中のでっかいノブをグイッと上げるだけで綺麗さっぱりとノイズ除去できてしてしまう超優れもの。この仕掛けは目下各所で大きな革新を起こしているニューラルネットワークを利用したAI技術によるもので、人間の声が正確に分離認識されることで他に類を見ない高いクオリティでのノイズ除去が実現されます。 宅録の素材ならばホントその一手間だけで済んでしまうのですが、野外録音などノイズの多い素材の場合はNEURAL NETWORKを「Broad 2」に変更することで高い除去効果を発揮します。ただし元の音も崩れやすいのでご注意を。 ちなみにリアルタイム使用に対応する上位の Clarity Vx Pro というのもありますが、価格差も大きいですし生放送とかのプロ現場でもなきゃあまり用事もないと思うので一応参考まで。 しかしこんなに簡単に最適にノイズ除去できるツールは知る限りでは他にないですし、現在安価で出回っているようなので、声を録音する機会の多い方などにとってかなり重宝するツールに間違いないので、興味のある方は是非どうぞ。

ヴォーカルシンセ音源AI革命

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コロナ禍渦巻く少し前、NHKの特番で VOCALOID:AI 美空ひばり を目の当たりにした時、ボカロもいよいよ人の代役が務まるレベルに手が届くところまで来たかと感慨深く思ったわけですが、そんなわけで今日はDNN(ディープニューラルネットワーク)音声合成なるAI技術で飛躍的な進化を遂げた新世代ヴォーカルシンセについてざっと触れてみたいと思います。 基本的なことは⇨ AI音源技術(ヤマハ) NEUTRINOの衝撃 2020年、 NEUTRINO というフリーソフト(Mac、Windows、オンライン対応)が公開されたことでいよいよ時代が動き出します。 これはあくまで変換ソフトなのですが、音符の一つ一つをニューラルネットワークを介して最適な発声となる音声合成を導き出して歌唱を生成するというもので、これによって従来タイプとはまるで比較にならないかなり人間らしい歌唱データが生成されます。 あらかじめ楽譜作成ソフトなどを使って歌詞付きのメロディデータ(.musicxml等)を用意しなければならず、設定書類を書き換えつつコマンドラインで実行するという一般人にはちょっと取っ付きにくい代物ですが、ボイスも多数用意されてますし、非公認ながらWindows用編集ツールもあるようなので、いろいろ使いこなせれば十分有用なツールだと思います。 これからの主流は... NEUTRINO登場からしばらくすると市販の CeVIO と Synthesizer V がこのAIに対応し、一般向けの制作編集環境も充実します。 現状CeVIOはWindows専用なのに対し、まだ駆け出しのSynthesizer VはMacやオンラインにも対応しており、またSynthesizer V Studio Basicというフリーの高機能で軽快なエディタと試用限定のLite版ボイスが複数用意されている実にありがたいツール。市販のPro版はスクリプト対応で様々なカスタマイズが可能だったり細かい機能も充実し、音楽制作ソフト上でプラグイン動作可能と使い勝手が断然良いのですが、Basic版でも必要十分な機能が揃っていてとにかく手軽にじっくりと試せるので、興味のある方はぜひとも使ってみてください。 ちなみに性能的にはいずれも概ね同等ですが、自動的に適当な部分にブレス(息継ぎ)音が入る...

ピアノ音源②ジ・オールラウンダー〜C7 GRAND

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これまで定番からマイナーなものまで数十種に及ぶピアノ音源を試してみましたが、総合的に最も優秀だと思う一本を選べと言われたら、迷うことなくAcousticSamplesの C7 GRAND を挙げます。 現在までにソフト音源化されているピアノ中で、超のつく大定番のSteinway&Sons Dに次いで出数が多いのがYAMAHA C7のようで、量産機として広く普及しているためか今や世界的にスタンダードなピアノの一つとなっていることが窺い知れます。その明瞭でメリハリの効いたサウンドは他の楽器にも埋もれにくく、いろんなシチュエーションで立ち回れる柔軟性という点でもやはり重宝します。 この”C7 GRAND”は、多くのC7音源の中でも底辺クラスのデータ容量、販売価格でありながら、他社高級音源にも比肩する高いサウンドクオリティと充実機能を誇りますが、そのサウンド傾向は、例えば Ivory II のC7が透き通るようなハイトーンに重きが置かれ、良くも悪くも削ぎ込まれたような細身な鳴りであるのに対し、C7 GRANDは過度な演出のない自然な明瞭感で、濁りなく素直に響きの中にもしっかりと深い重心を持った物量感のあるサウンドを聴かせます。そんな美しくも力強いサウンドが3つのマイクセッティングで丁寧に収録されていますが、ヴェロシティ変化も滑らかで、癖のない自然な弾き心地の手馴染みのいい音源に仕上げられています。 もちろん機能も満載で、ソステヌート、ハーフペダル、リペダルに対応し、ペダル踏み込み、キー・オン時の弦共鳴やノイズなど網羅してますし、加えて詳細なヴェロシティ調整や1鍵毎にも可能な調律機能、更にはUVI系の強みとも言えるわずか2.41GB(15GB相当をロスレス圧縮)という小容量も相まって機動力も抜群です!! これだけのスペックを持ちながら$119とリーズナブルだし、ピアノ音源強化に際して是非オススメしたい一本です。

ピアノ音源①艶やかな響き〜KAWAI-EX Pro

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個人的にお気に入りピアノ音源の一つであるAcousticSamples  KAWAI-EX Pro を紹介します。 KAWAIのフルコンサートピアノEXを収録した希少な音源ですが、明瞭で艶やかな響きを醸しながらバランスの良い肉付きでしっかりとした存在感のあるサウンドで、倍音が豊かなためか揺らぎの感じられる面もありますが、それが故に煌びやかで広がりのあるサウンドが響き渡る心地よさがあり、ほかのどのピアノ音源とも違った独特な個性がついクセになってしまうピアノ音源です。 元々はKONTAKT用で3マイクポジション収録は変わりありませんが、Ver.3よりUVIエンジンへの移行によって機能が強化され、ソステヌート、ハープペダル、リペダルに対応し、多彩な共鳴、ノイズ、ラウンドロビンとリアル効果ギミックも満載。インターフェイスも一画面で分かりやすくなっているほか、ロスレス圧縮によりわずか2GB強に収まる小容量化を遂げているためドライブ負担が大幅に軽減されています。 こうした音源ではやはり弾き心地が気になるところで、もちろん使用機器にもよる部分ですが、ヴェロシティ変化もしっかりと直線的にまとめられていて違和感は極めて希薄な部類ですし、感度やカーブ調整も可能なので安心です。 定番モデルの類似したピアノ音源が多い中、個性的なサウンドを求めるならこのチョイス、かなりオススメです!! ちなみに現在 AUDIOPLUGIN-DEALS にてこれを含めたピアノ音源5種バンドルが75%オフでセール中のようなので、よかったらどうぞ。

間違いのないDTM用キーボード

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最初に買って間違いのないと思えるDTM用キーボードをいくつか紹介しておきますので参考まで。 IK Multimedia iReg I/Oシリーズ オーディオI/Fを搭載した一石二鳥キーボードもポツリポツリと出現してますが、このiReg I/Oは単chながらも48Vファンタム電源付きバランス(XLR)入力を搭載した画期的な変わり種で、レコーディングまで視野に入れたDTMにうってつけの逸品。必要最小限のミニマムレコーディングシステムがこの一台でコンパクトに構築できてしまいます。 25鍵、49鍵のラインナップもシンセタッチ鍵盤のみなのが残念ですが、その点あまり頓着のない特にギタリストやヴォーカリストなどにはうってつけのチョイスでしょう。無論IK純正ソフト群の強力バンドルで音楽制作から演奏に至るまで幅広くカバーします。 M-Audio KeyStationシリーズ 無駄な機能やボタン類を廃し、最低限機能だけを備えたコンパクトボディのシンプルキーボード。セミウェイテッド鍵盤ですが、88鍵モデルがわずか3万円足らずという超お手軽価格。同仕様の61鍵が約1.5万、49鍵はシンセタッチになっちゃいますが1万円足らず、さらにミニ32鍵が6千円ほどとよりリーズナブル。シンプルが故に低価格も当然ですが、価格も重要なスペックですから。 実機をいじったことがないので憶測評価で申し訳ないのですが、巷のレビューを参考にすれば、ウェイト入りのボックス鍵盤とのことで、反動がそこそこにあるなら弾き心地悪くなさそうですが、ボックス鍵盤と一口に言っても安いデジピで使われてるような当たりのソフトなスコスコ軽いのは結構弾きづらいんで、やっぱし一度は触ってみたいですね。でも近所に大きな楽器屋のない田舎者には辛いところです。 バンドルソフトはAIR Music Technology系のXpand!やらMini Grandなど即戦力音源類と、制作ソフトもいろいろバンドルされてるようですが、KORG製品なんかと似たような内容です。 NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETE KONTROLキーボードSシリーズ インストゥルメント、エフェクト、ミキサーなどのソフトウェアとの親密な連携を可能にした高機能コントロールキーボード。現行は第二世代(MK2)となりますが、全機アフタータッチ付き鍵盤で、ハンマーアクショ...

MIDIキーボードの導入

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DTM導入篇第二回は打ち込み作業に便利なMIDIキーボードについて。DTMやる上で必須とも言える重要ツールなので、ここはちょっと熱く綴ってみましょう。 すでにピアノやキーボードなどをお持ちの方は、それらにUSBやMIDIポートがあればDTMの入力用キーボードとして機能させることが恐らく可能です。「恐らく」と言ったのは、USBタイプで専用ドライバが必要な場合、それが接続するパソコン(OS)に対応していなければ使えないことがあるためです。 これに対し、もしMIDI(OUTのみでもOK)ポートが付いていればどんなに古いキーボードであっても別途MIDIインターフェイスさえ用意すれば使えるので、長年使用している手に合ったキーボードを流用することも可能です。よってホントに極力安価でまとめたいなら二束三文の中古シンセにMIDI I/Fという今更なシステムもアリかもですね。w ではこれから導入するケースに参りますが、その際重要なのは 必要とする機能が揃っていることと、鍵盤数やタッチなど手に合うものなのか どうかです。 DTM用途で必要な機能としては、 キーベロシティ(イニシャルタッチ)、ピッチベンド、モジュレーションホイールの基本三点セットに、最低限サスティンペダルを繋げるもの はとにかく欲しいですね。ぶっちゃけこれだけあれば打ち込み作業には十分事足ります。 逆にこれらすら満たさない安価な簡易キーボードもチラホラと売っておりまして、そういうのはホントに緊急即席用でしかなく不十分なので、安いからと言って最初に手を出すのはやめておくのが無難。結果的に無駄銭を払うことになりかねません。 ちなみにRolandさんなんかは昔からモジュレーションがピッチベンドと一体式のスティックレバーだったりしますが、微調整が効かないとか効果をキープできず離すとゼロ位置に戻ってしまうのが結構不都合なシーンも。というのもエクスプレッションや音色切り替えなどの値キープ必須のコントロールがモジュレーションホイールに割り当てられているソフト音源も少なくないもんで、ゲゲって思うことがよくあります。 まぁこのタイプも本来的な使用に限れば、指一本で操作できる軽快さがあるのでNGとは言いませんが、汎用性に欠ける点は気にしておいたほうが良いでしょう。 ここでもう一度言っておきますが、 上記の機能さえあれば実質十分です。 その他...

DTMのすヽめ

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DTMネタもネット上にゴロゴロ転がってはいますが、専門でやってるようなとこはメーカー依頼とかで褒めすぎなでっち上げも多いみたいなんで、自身で実際に使っているハードやソフト、プラグインなど使用感や評価を含めつつ、しばらくシリーズで綴ってみたいと思います。 まずは、これからDTM始めようと思っている人のために、導入編から参りましょう。 何はともあれパソコンがなければ始まりませんが、もしすでにパソコンを持っていると言うなら、あとはMIDIキーボードでも買って付属のバンドルソフトを使って始めるのがカンタンです。 まだパソコン持ってないという方は、手っ取り早く始めたいならMac買ってください。なんて言うとMac信者か?なんて突っ込まれそうですが、でもね...MacにはCoreAudioという音楽用システムがデフォルトで組み込まれているので機器のシステム構築が楽だし、それに無料、プロ用と音楽制作ソフトも純正で用意されてるほど、この分野への力の入れようが全然違うので...この意見ばっかしは曲げようがなく。。^^; ちなみにその無料ソフトGarageBandは、音楽制作に必要な最低限の機能を総合的に網羅していて、その上プロクオリティの楽器音源まで付いてるので、これだけでも十分販売しても恥ずかしくないクオリティの楽曲も作れちゃいます。またMainStageというたった4千円足らずのソフトを組み込めば音色バリエーションのみならずエディットの自由度も増して音色バリエーションは無限に膨れ上がるし、ついでにギター&ベースプレイヤーにはマルチエフェクターボードに変貌しちゃうありがたさ。これに完全上位互換のプロ用ソフトLogic Pro Xも2.5万円足らずのリーズナブル価格で提供されているのでステップアップも楽々と、音楽野郎には至れり尽くせりです。 いや、もちろんWindowsでも同じようにDTM出来ますよ。むしろソフトウェアの豊富さじゃやっぱし圧倒するので、その辺の自由度を求めるならWindows機を選ぶも全然よしです。ただし、よくある激安PC買うのはやめたほうが良いです。マシンが非力だと正常に音を鳴らせないなんてことになっちゃうので、痛い目を見たくなければパソコン本体には最低10万円くらいはつぎ込んでやってください。 あと最後に、例えば音楽仲間がすでにDTM環境を持っているなら、共...

ボカロの話

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DTM昔話第3話。ん?ボカロ?昔話か??? ボカロといえば初音ミクがあまりに有名ですが、この登場以来マニアックな方面から認知度がガンガン広まったVOCALOID。周知の通りパソコンに歌を歌わせることができてしまうというYAMAHAが作った画期的な音声合成ソフトウェアです。 YAMAHAといえば、80年代より長らく世界の音楽界を席巻した歴史的名機DX7で知られるFMシンセサイザーのイメージも絶大ですが、実はその当時より人の声の合成技術分野で頑張られておりまして、パソコン黎明期の80年代、国内ではMSXという一般普及仕様の安価なパソコンが当時いろんな家電メーカーから売り出されていたのですが、それ用のFM音源ユニットを出していて、それで機械的な音声で喋らせることもできたらしいです。 GMの話でも触れましたが、小生がMU100という音源モジュールにシンギングユニットのボード乗せて遊んでいたのは90年代後半。表現力の乏しいまだまだ発展途上な音源で、Windows用のエディターしかなかったり打ち込み作業がかなり面倒だったのであまりいじることはありませんでしたが、パソコンも年を追うごとに倍速化が進む時代でもあり、近い将来ボカロ的なPCソフトウェアが登場することは容易に予測できました。 間もなく21世紀に入ると携帯電話の着信音もYAMAHAのFM音源チップによって和音数の拡大やマルチ音源化が進み、更には喋らせたり歌わせたりできるようにもなりまして、実はその頃着メロ関連の携帯コンテンツの仕事を一時期やってたりしたんですが、ちょうどその時期にパソコン用のソフトウェアとして登場したVOCALOID。当時はまだ英語のみの音声バリエーションで男声女声と3人くらいあったと記憶してますが、日本語ほど複雑でないためか当時より非常に高い発声表現力を発揮するものだったのでそりゃもうぶったまげましたね。 もちろんバージョンアップとともに歌唱の表現力も上がっており、現バージョン5ではいろいろギミックの効いた生々しい歌わせ方ができるようになってますが、日本語表現の方はまだまだ滑らかな発声には程遠く機械っぽさを感じてしまうレベルなのでもうちょっと頑張って欲しいところ。まぁそれでも細かい歌い回し演出ができるようになってきているので仮歌のデモ要員としてなら重宝しそうですけどね。というか、いつぞやの紅白にも出た...

ジェネラルMIDIの時代

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DTM昔話第2話。 90年代初頭、複数の楽器音(チャンネル)が同時使用できるシンセサイザーや音源モジュールの発展は著しく、わずか数年で仕様限界の16chを単体機器でカバーできてしまう状況となりますが、その中で生まれた規格がGM(ジェネラルMIDI)。これに対応したマルチ音源モジュールたちが乱立する時代がやってきますが、パソコンと一台の機材さえあれば手軽に音楽創作活動ができることからこの時期から自宅で音楽創作を楽しむ、いわゆるDTMが世の中へ浸透していくことになります。 GMというのはそもそもRoland社が提唱したGS仕様が元となり、それを簡素化した一般仕様ですが、当然発案元のRolandからはSC-55をはじめとしたGS推しのSCシリーズが続々とラインナップされまして、その頃風潮的にはやはりRoland/GSの天下でしたね。中でもMIDIの仕様を超えた32chに対応した(16chを2系統持っていた)上に、音色の質、量ともに好評を博したSC-88Pro(俗に言うハチプロ)は伝説的名機。もちろん小生も持ってましたが、当時ニフティのMIDI関連のフォーラムにてTV主題歌だとかオリジナル曲などいろんなMIDI演奏データを作って披露させていただいてたものです。 GS、GMより数年遅れてYAMAHAから仕様強化されたXGが提案されましたが、演奏中に音色やらエフェクトやらをガンガンいじるには都合が良かったものの、一般的には演奏データ上ではGMレベルで収まる人が大多数でしたからねぇ。個人的にはかなり凝り性なのでCCとか使いまくる方でしたが、XG仕様に頼る用事もほとんどありませんでしたね。音質的にも当時のサンプリング技術は明らかにRolandさんに及ばずで、YAMAHAさんはイマイチ芯の薄い音で好みでなかったし、まぁシンギングユニットで歌わせることができるやつ(MU100にPLG100-SG装着)持ってたのでそれで遊ぶ程度でした。 これらのMIDI仕様はいろいろと派生的に発展しながら今でも受け継がれているみたいですが、当時、重いネットを介してやり取りに有利だった軽いMIDI(演奏)データをみんなで共有して楽しむようなこともしなくなった現在、もはや無用の長物と...

古き良きDAWソフトのはなし

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ラジオ番組、バンド活動のほか、音楽制作に関するネタもちょっとずつ書いていこうと思います。 というわけでちょっと昔話でもさせていただきますが、1993年だったかな?学生時代から長年目論んでいた音楽制作PCとして購入したのがApple社のMacintosh Color Classic。この20万円以上もするちびっこいMacに7〜8万もしたVisionという音楽制作ソフト突っ込んで、ついに念願のPC環境が手に入った!!なんて喜んだものですが、思えばわずか10インチの小モニターで特に不自由もなく音楽やってたんですよね... Visionは、当時Appleの標準MIDI I/F規格の核となっていたOMSを作ったOpcode社から出ていたまさに最古参のMac専用MIDIシーケンスソフトウェアで、今や全DAWソフトで当たり前についてるストリップチャート(ベロシティなどのコントロールをグラフ可視化した窓)を真っ先に取り入れた、というか開発した画期的な伝説的ソフトウェアです。オーディオ機能を真っ先に取り入れたソフトでもあり、Studio Visionという名でリリースされました。 しかし20世紀も終わる頃、メーカーがGibson社に買収されたことにより悲しくも開発終了。この開発陣はAppleへ吸収されることになったようで、後のLogic開発やCore AudioなどDAW/オーディオ技術の礎が築かれたようです。 当時、もう一つの巨塔として君臨していたのがMark of the Unicorn社のPerformer。現在ではオーディオ機能追加の上位版で登場したDigital Performerの名でコアなファンに愛され続けていますが、元々こちらもMac単一のプラットフォームでしたが、後にWindows対応を果たして今なお息をつないでいる最古参ソフトウェアです。 実はVisionが終了した際一時期こちらへの移行を図ってみたのですが、まぁ慣れもあるんでしょうがVisionの機能性、操作性の高さには及ばない印象で手に馴染まず、ほとんど活用することがないまま当時ちょうど登場したAppleの簡易音楽ソフトGarage Bandでしばらくライトな音楽制作活動を送ることになったのでした。 古参ソフトとしては今なお人気を誇示しているのがスタインバーグ社のCubase。演奏データをブロックパーツで扱うオ...