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3月, 2022の投稿を表示しています

商用・業務利用可能な読上げソフト〜voicepeak

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AI技術によって目まぐるしい進化を遂げている音声合成分野ですが、シンガー系と並行して開発が進む文章読み上げソフトを取り上げてみます。 商用、業務利用OK、Windows、Mac、Linuxの3プラットフォーム対応を掲げてこのほど颯爽と登場したのが voicepeak 。先日取り上げた Synthesizer V の開発元でもあるDreamtonicsが提供するAI音声合成エンジン「Syllaflow」により喜怒哀楽のある実に人間らしいおしゃべり音声を合成することが可能です。 6ナレーターセットを謳ったパッケージとなっていますが、他社ソフトのようなキャッチーなキャラクター名こそないものの、女声、男声それぞれ3種ずつに加え、女の子の声がオマケとして全7ボイスが収録されています。 使い方は至って簡単で、日本語文章を入力(コピペOK)すれば漢字や英単語まじりでも概ね読んでくれます。ただし内蔵辞書にない漢字を誤読してしまったり、読めない英単語はアルファベットで読んでしまうので、自力で読み修正するか、よく使う語であればユーザー辞書に登録が可能なので語彙力を強化していくこともできます。 テキスト流し込んだだけのデフォルト変換ではやはり随所でイントネーションに違和感が生じてしまいますが、アクセント、音の高さ、音の長さを各音一つ一つ調整が可能。また読み方自体を自由に変えることができるので、例えば「が」を「んが」とニュアンスを変えるとか、あるいは全く違った音で読ませることもできます。 また文節単位でしゃべる速さや全体の音程、音量などのほか感情表現の味付けが可能で、喜怒哀楽のある人間味溢れる口調でしゃべらせられるので、アフレコ、プレスコで手が足りない時なんかにも重宝しそうです。 ただ一点残念というか、まぁ無理だとは思ってましたが、笑い声が作れればなぁ...って思うんですよね。。ま、笑い方もいろんな個性があるし一筋縄にはいかなそうですが、、、その辺は今後の進化に期待でしょうか。 ◆これなら方言もイケるでしょ? かなり表現の自由度が高いので方言もイケるんじゃないかと思い、我が地元新潟魚沼弁をいろいろとしゃべらせてみたのでご覧ください。 リズミカルで抑揚の強い方言なので言葉の組み立て方

プログレ野郎感涙!?のアニメ映画「音楽」

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現在amazon prime videoにて配信中のアニメ映画「 音楽 」を紹介しておきます。 要約すれば不良くんたちがバンドを組んじゃうお話ですが、アラフィフおっさんロック野郎にはツボどころ満載で、まぁアレとかコレとかいろいろ要素入り混じってたりしますが、昭和末期には実際こんな連中が全国にいっぱいいた?わけですよw そして”至高のロック”に行き着いてしまうところがまた最高!!! とにかく音楽野郎は観とかなくちゃいかん一本です!!! ちなみに光学メディア、原作本も出てます。   

合理性に富んだ常用イヤホン〜LinkBuds

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今日はちょっと変わったイヤホンを取り上げさせてもらいます。 SONYから新登場のワイヤレスステレオヘッドセット「 LinkBuds 」(WF-L900)。ご覧の通りポッコリと穴の空いたオープンエアー型のイヤホンで、見た目からもオープンエアー型のいわゆる”ながらイヤホン”というやつだと判ります。 そもそもイヤホンを使うシチュエーションは移動中や待ち時間など概ね外出時の暇つぶしに使用されるケースが多いと思うし、個人的にはそうした場面でしか出番のないものなのですが、そうした状況では周囲音がある程度聞こえた方が実用的でもあり、また事故や健康上の安全性という意味でも重要です。こうした観点からもカナル(耳栓)タイプが望ましいのか?ノイズキャンセルが必要なのか?など、しっかり用途を踏まえた上で選択すべきだと思います。 さてこのLinkBuds、とにかく良いところは耳に突っ込むノズルがないので耳垢で汚れる心配が少なく、これなら「ちょっとこの曲聴いてみてよ〜」なんて時も気兼ねなくイヤホンを貸してやることができますよね。また小さく軽い上にフィッティングサポートによりしっかりと耳に収まるので装着性は思いのほか良好で、多少の運動で外れやすいということはありません。 ドーナツ開口の効能は思ったほどでなく、周囲の筒抜感、開放感はAppleのイヤホンとさほど変わりません。でも「うどんの切れっ端」がはみ出すよりは当然目立たず邪魔にもならないのでここもポイント高いですね。ダークカラーがあるのも◎。 サウンドに関してはやはり構造上低音域の厚みこそ望めませんが、出しゃばった部分がなくすっきりとニュートラルな音質で聴き心地は良好です。まぁイヤホンに過度な高音質求めるのも無理があるし、こうした音響デバイスは癖っぽい音でないことがとにかく重要なので、そうした意味では文句のないイヤホンです。 弱点としてはバッテリー寿命(連続再生時5.5時間)が他に比べて見劣りするようですが、装着性を憂慮して軽量にまとめた結果でしょうけどね。まぁ一日中付けてる物でもないので個人的には十分だと思います。 あとやはり落としてしまったり失くしてしまいやすいのもこの手のデバイスのデメリットですよね。安い物でもないので取り扱いに注意しつつ、使う場面ってのもよく考えましょう。 最後に機能面ですが、音声やタブルタップ、トリプルタップで再生

AIで強力にノイズ除去〜Clarity Vx

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ミュージシャンやユーチューバーなどは宅録する機会が多いと思いますが、そうした際どうしてもエアコンやパソコンの作動音などが混じってしまったり、スマホの着信・バイブ音、また車の走行音など野外の音というのも完全に避けることは難しいものです。こうしたノイズ除去を目的としたツールもいろいろとありますが、小難しい機能が持っている割に案外思ったようには除去できないもので、苦労した挙句に結局使い物にならない音に変わってしまったなんてこともよくある話です。 この煩わしく厄介なノイズ除去を一瞬でこなしてしまうのがWAVESの Clarity Vx 。ヴォーカル(人の声)向けの強力なノイズ除去ツールです。 設定項目はたった4つ(モノラルでは2つ)という極めてシンプルなツールですが、基本的に真ん中のでっかいノブをグイッと上げるだけで綺麗さっぱりとノイズ除去できてしてしまう超優れもの。この仕掛けは目下各所で大きな革新を起こしているニューラルネットワークを利用したAI技術によるもので、人間の声が正確に分離認識されることで他に類を見ない高いクオリティでのノイズ除去が実現されます。 宅録の素材ならばホントその一手間だけで済んでしまうのですが、野外録音などノイズの多い素材の場合はNEURAL NETWORKを「Broad 2」に変更することで高い除去効果を発揮します。ただし元の音も崩れやすいのでご注意を。 ちなみにリアルタイム使用に対応する上位の Clarity Vx Pro というのもありますが、価格差も大きいですし生放送とかのプロ現場でもなきゃあまり用事もないと思うので一応参考まで。 しかしこんなに簡単に最適にノイズ除去できるツールは知る限りでは他にないですし、現在安価で出回っているようなので、声を録音する機会の多い方などにとってかなり重宝するツールに間違いないので、興味のある方は是非どうぞ。

晩方ロック#024「僕たちがライブに出たら」

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春の兆しも少しずつ見えつつもまだまだごっそりと大雪が積もる魚沼より、今回は血気あふれる若き四人衆The Get Back Youthの皆さんを招待。活動を始めてまだ間もない初々しい彼らですが、初ライブのエピソードからメンバー一人一人の個性を掘り返しながら元気にお届けします!! 【バンド概要】 メンバーは、Vocal鶴巻、Drums覚張(リーダー)、Guitar大野、Bass塚田。 2021年1月、余興セッションをきっかけに覚張と鶴巻が意気投合し、未経験者の 塚田を勧誘してバンド結成 。手始めに塚田が希望する KANA- BOON 「ないものねだり」を練習を始めるがなかなかうまくいかず頓挫しかけるが、その夏、経験者の大野を迎えたことで完奏できるまでに至りバンド活動に勢いがつく。 そして 10月 「食まちうおぬま秋の陣 里山まつりPICNICLIVE」にて初ライブ演奏。 放送日程: 毎週火曜日 3月15日、 22日 、 29日 晩方6時半 より!! またWeekly Revival火曜日( 15:30〜 )にて 4月5日、 12日 再放送。 また、 JCBAインターネットサイマルラジオ にて全国津々浦々で視聴可能ですので、エリア外の方はぜひご利用ください。

世界に平和を

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心に深く残っている冷戦時代の反戦ソングを集めてみました。 STING - Russians Culture Club - The War Song Genesis - Land of Confusion NENA - 99 Luftballons John Lennon - Imagine こんな状況に何もできない我々ですが、当事者たちの心に響くよう、みんな一人一人ささやかにでも戦争を嘆く気持ちを示し続けることで良い方向に変わっていくことを信じたいものです。 まだまだ終息の見えないコロナ禍の現状に加え、経済を一層圧迫するこの悲劇的な事態が深刻な困窮の時代の始まりとならないよう、あるいは核の引き金になってしまわないことを願いつつ、今まさに戦いの苦痛の中にいる人々を憐れみ、なお増え続ける犠牲者たちへの追悼の思いと共に、一刻も早くこの事態の解決を切に祈ります。