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晩方ロック#023「INTO THE MILD」

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暖かい春が実に恋しく待ち遠しい今回はちょっと趣向を変え、魚沼市の音楽・舞台イベントのメッカ、小出郷文化会館に勤務されておられる井口美紀さんをお迎えし、イベントの逸話からご自身の思い出、身内話など、お気楽な音楽トークを繰り広げていただきました!! 素敵な音楽イベント告知もあります!!詳細は 魚沼市小出郷文化会館HP および Facebook にて。 放送日程: 毎週火曜日 3月1日、 8日 晩方6時半 より!! またWeekly Revival火曜日( 15:30〜 )にて 3月15日、22日、 29日 再放送。 また、 JCBAインターネットサイマルラジオ にて全国津々浦々で視聴可能ですので、エリア外の方はぜひご利用ください。

ヴォーカルシンセ音源AI革命

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コロナ禍渦巻く少し前、NHKの特番で VOCALOID:AI 美空ひばり を目の当たりにした時、ボカロもいよいよ人の代役が務まるレベルに手が届くところまで来たかと感慨深く思ったわけですが、そんなわけで今日はDNN(ディープニューラルネットワーク)音声合成なるAI技術で飛躍的な進化を遂げた新世代ヴォーカルシンセについてざっと触れてみたいと思います。 基本的なことは⇨ AI音源技術(ヤマハ) NEUTRINOの衝撃 2020年、 NEUTRINO というフリーソフト(Mac、Windows、オンライン対応)が公開されたことでいよいよ時代が動き出します。 これはあくまで変換ソフトなのですが、音符の一つ一つをニューラルネットワークを介して最適な発声となる音声合成を導き出して歌唱を生成するというもので、これによって従来タイプとはまるで比較にならないかなり人間らしい歌唱データが生成されます。 あらかじめ楽譜作成ソフトなどを使って歌詞付きのメロディデータ(.musicxml等)を用意しなければならず、設定書類を書き換えつつコマンドラインで実行するという一般人にはちょっと取っ付きにくい代物ですが、ボイスも多数用意されてますし、非公認ながらWindows用編集ツールもあるようなので、いろいろ使いこなせれば十分有用なツールだと思います。 これからの主流は... NEUTRINO登場からしばらくすると市販の CeVIO と Synthesizer V がこのAIに対応し、一般向けの制作編集環境も充実します。 現状CeVIOはWindows専用なのに対し、まだ駆け出しのSynthesizer VはMacやオンラインにも対応しており、またSynthesizer V Studio Basicというフリーの高機能で軽快なエディタと試用限定のLite版ボイスが複数用意されている実にありがたいツール。市販のPro版はスクリプト対応で様々なカスタマイズが可能だったり細かい機能も充実し、音楽制作ソフト上でプラグイン動作可能と使い勝手が断然良いのですが、Basic版でも必要十分な機能が揃っていてとにかく手軽にじっくりと試せるので、興味のある方はぜひとも使ってみてください。 ちなみに性能的にはいずれも概ね同等ですが、自動的に適当な部分にブレス(息継ぎ)音が入る

ピアノ音源②ジ・オールラウンダー〜C7 GRAND

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これまで定番からマイナーなものまで数十種に及ぶピアノ音源を試してみましたが、総合的に最も優秀だと思う一本を選べと言われたら、迷うことなくAcousticSamplesの C7 GRAND を挙げます。 現在までにソフト音源化されているピアノ中で、超のつく大定番のSteinway&Sons Dに次いで出数が多いのがYAMAHA C7のようで、量産機として広く普及しているためか今や世界的にスタンダードなピアノの一つとなっていることが窺い知れます。その明瞭でメリハリの効いたサウンドは他の楽器にも埋もれにくく、いろんなシチュエーションで立ち回れる柔軟性という点でもやはり重宝します。 この”C7 GRAND”は、多くのC7音源の中でも底辺クラスのデータ容量、販売価格でありながら、他社高級音源にも比肩する高いサウンドクオリティと充実機能を誇りますが、そのサウンド傾向は、例えば Ivory II のC7が透き通るようなハイトーンに重きが置かれ、良くも悪くも削ぎ込まれたような細身な鳴りであるのに対し、C7 GRANDは過度な演出のない自然な明瞭感で、濁りなく素直に響きの中にもしっかりと深い重心を持った物量感のあるサウンドを聴かせます。そんな美しくも力強いサウンドが3つのマイクセッティングで丁寧に収録されていますが、ヴェロシティ変化も滑らかで、癖のない自然な弾き心地の手馴染みのいい音源に仕上げられています。 もちろん機能も満載で、ソステヌート、ハーフペダル、リペダルに対応し、ペダル踏み込み、キー・オン時の弦共鳴やノイズなど網羅してますし、加えて詳細なヴェロシティ調整や1鍵毎にも可能な調律機能、更にはUVI系の強みとも言えるわずか2.41GB(15GB相当をロスレス圧縮)という小容量も相まって機動力も抜群です!! これだけのスペックを持ちながら$119とリーズナブルだし、ピアノ音源強化に際して是非オススメしたい一本です。

ピアノ音源①艶やかな響き〜KAWAI-EX Pro

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個人的にお気に入りピアノ音源の一つであるAcousticSamples  KAWAI-EX Pro を紹介します。 KAWAIのフルコンサートピアノEXを収録した希少な音源ですが、明瞭で艶やかな響きを醸しながらバランスの良い肉付きでしっかりとした存在感のあるサウンドで、倍音が豊かなためか揺らぎの感じられる面もありますが、それが故に煌びやかで広がりのあるサウンドが響き渡る心地よさがあり、ほかのどのピアノ音源とも違った独特な個性がついクセになってしまうピアノ音源です。 元々はKONTAKT用で3マイクポジション収録は変わりありませんが、Ver.3よりUVIエンジンへの移行によって機能が強化され、ソステヌート、ハープペダル、リペダルに対応し、多彩な共鳴、ノイズ、ラウンドロビンとリアル効果ギミックも満載。インターフェイスも一画面で分かりやすくなっているほか、ロスレス圧縮によりわずか2GB強に収まる小容量化を遂げているためドライブ負担が大幅に軽減されています。 こうした音源ではやはり弾き心地が気になるところで、もちろん使用機器にもよる部分ですが、ヴェロシティ変化もしっかりと直線的にまとめられていて違和感は極めて希薄な部類ですし、感度やカーブ調整も可能なので安心です。 定番モデルの類似したピアノ音源が多い中、個性的なサウンドを求めるならこのチョイス、かなりオススメです!! ちなみに現在 AUDIOPLUGIN-DEALS にてこれを含めたピアノ音源5種バンドルが75%オフでセール中のようなので、よかったらどうぞ。

晩方ロック#022「肆足の草鞋」

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まだまだ全国冷え冷え状態が続く昨今、コタツに当たって五輪観戦も良いですが、15日の18時半は注目競技のブランクタイム!!!絶好のバーニング日和ですよ!!w ということで今回は、前々回出演いただいたえびちゃんのご紹介により、一見クールな佇まいも心の奥底にはお祭り男の血がたぎるシンガーソングライター、ユースケさんをご招待!!仕事の傍ら地元貢献活動にも従事される音楽野郎が哀愁の音楽で語る!! ちなみにえびちゃんも同伴で再登場!! 放送日程: 毎週火曜日 2月15日、 22日 晩方6時半 より!! またWeekly Revival火曜日( 15:30〜 )にて 3月1日、 8日 再放送。 また、 JCBAインターネットサイマルラジオ にて全国津々浦々で視聴可能ですので、エリア外の方はぜひご利用ください。